【羊毛販売】2314S ロマノフ系雑種雌

《販売終了》約160g ¥1,500(税込み・送料込み)
フリースの弾き品、予洗い・解毛済み 
品種:ロマノフ系雑種
雌 2023年生まれ

5月29日にハサミで毛刈りした際、スカーティングで弾いたお尻や胸の毛を洗って解毛したものです。固まっていた部分も多いですが汚れを落とし解毛しました。

注文後に収納袋に入れ小さく圧縮したものをレターパックで発送致します。

2023年に生まれた雌羊で2024年5月に北海道の牧場からやってきました。とても神経質で警戒心が強く、人は寄せ付けませんが牧場の環境には適応しています。繁殖用として育成する予定です。

若い雌羊が加わりました

北海道の牧場から若い雌羊がやってきました。旭川から仙台港までトラックとフェリーによる輸送で羊も人もお疲れさました。
ロマノフシープの血が入ったカラードで良い羊毛がとれそうです。また母羊としての活躍を期待しています。

4月21日に子羊が生まれました

父カラードミックス、母ロマノフスキーの子羊が生まれました。
3つ子でしたが最初の子は死産でした。
分娩予定日より5日以上遅れていたので心配でしたが、やはり残念な結果になりました。
生き残った雌2頭は今のところ元気です。
母のロマノフは既に3産目で前回の分娩から165日しか経っていません(めん羊の平均妊娠期間は147日)。

断尾について

断尾は動物の尾を意図的に切断する作業で豚や牛、一部の犬種などでも行われています。
めん羊の場合お尻周りを清潔に保つことで病気や虫を防ぎ、きれいな羊毛をとるため行います。断尾器という刃物を使う場合もありますがこの牧場では生後数日の子羊にゴムリングを装着します。ゴムリングをつけると血流が止まり壊死して2週間くらいでリングから先が脱落します。ゴムリングをつける箇所は牧場によって様々で付け根から完全に切断する羊飼いもいますが、ここでは関節3つ分くらいを残して切っています。尾をすこし残すことで肛門が完全に露出しないようにし、残った尾でハエなどの虫を払えます。また、尾を短くしすぎると尻の筋肉が発達しにくくなり、分娩時に支障をきたすという説もあります。
またこの牧場では雄羊は断尾しません。雌は分娩や交配時に尾が邪魔になりますが、雄には関係なく、また尿が排出されるのが腹のへそ辺りからなので雌と比べ尻まわりが汚れにくいからです。
雄の尾を残しておくと遠くからでも性別が見分けられます。

子羊の親(左:母、右:父)

今回3月22日に生まれた子羊は生後7日目にリングを付けて20日目に尾が脱落しました。たいてい脱落した直後に尾はカラスに持ち去られてしまいますが、今回はたまたま回収することができました。
上の写真は子羊の父母ですが尾の長さが全然違うのがわかると思います。